2015 これを読まずして年は越せないで賞候補作
すみません、すみません、すみません。
と何度謝っても追いつかないほど、今年は「これを読まずして年は越せないで賞」の候補作発表が遅れてしまいました。
先日の帰国時に「これ読ま」の審査員 マヤさんとモナさんと「会議」をしたのですが、会議場のイタリアン・レストランのピノ・グリージョが美味しすぎて、つい「ネットで自分のブログ読まないと思い出せないわ〜」とか「今年は難しいわよね〜。これ、というスターがなくて」と賑やかにお喋りして終わってしまいました。
すみません、すみません、すみません。
と何度謝っても追いつかないほど、今年は「これを読まずして年は越せないで賞」の候補作発表が遅れてしまいました。
先日の帰国時に「これ読ま」の審査員 マヤさんとモナさんと「会議」をしたのですが、会議場のイタリアン・レストランのピノ・グリージョが美味しすぎて、つい「ネットで自分のブログ読まないと思い出せないわ〜」とか「今年は難しいわよね〜。これ、というスターがなくて」と賑やかにお喋りして終わってしまいました。
今年も「これを読まずして年は越せないで賞」の決定ツイッター会議が無事終わりました。
なんと今年も所要時間5時間半!審査員の@harumaki_r @monasumi @shokikokiさんお三方、またしても本ブログのお遊びに本代と時間(こっちのほうがさらに大変)を費やしてくださり、ありがとうございました!
今回の架空の会議場はこちらでございます(わかる人はわかるはず,撮影は渡辺本人)。
横ヤリで参加くださった皆さまにもお礼申し上げます。
洋書ファンクラブ名物、「これを読まずして年は越せないで賞」2014年ショートリスト候補作です。
ロングリストを発表してから2日しか経っていませんが、審査員の皆さんと相談して下記のように決めました。
ショートリストに入れなかった理由は、「今年中に審査員に読んでいただくのは無理」とか、「すでに同じような作品はある」とか、様々です。でも、価値ある作品ですから、ぜひロングリストのほうもじっくりご覧ください。
皆さま、お待たせいたしました。今年も洋書ファンクラブ名物、「これを読まずして年は越せないで賞」の季節がやってまいりました。この賞も、今回でめでたく6回目になりました。
これまでの結果はこのようになっています。
がんばってロングリストを10月中にupしたかったのですが、今年は出版の時期と帰国、その他の仕事が後期に重なりなんと12月になってしまいました。
ですからこれは審査員の方々と語り合った結果のリストではなく、あくまで私が「これはどうだろう?」と提案のつもりでつくったリストです。どちらかというと、「今年の注目作品リスト」のように捉えていただければと思います。(注:また後で付け加える可能性あります)
追記:ショートリストになったものに★つけました
今年も「これを読まずして年は越せないで賞」の決定ツイッター会議が無事終わりました。
なんと所要時間5時間半!審査員の@harumaki_r @monasumi @shokikokiさんお三方、今年も何の得にもならないことに本代と時間(こっちのほうがさらに大変)を費やしてくださり、ありがとうございました!
今年は『ジャンル別 洋書ベスト500』の執筆があったので、猛烈にタフでしたが、かえって沢山読めましたからけっこう良いリストになったと思います。
最終候補作はこちらをどうぞ。
皆さま、お待たせいたしました。今年も洋書ファンクラブ名物、「これを読まずして年は越せないで賞」の季節がやってまいりました。
ロングリストを以前に発表しておりましたが、11月7日にツイッター上でショートリストを決定しましたので、お知らせします。
候補作を絞ったので、ぜひ1つか2つ選んで挑戦してみてください。
そして、年末の「受賞作決定ツイッター会議」には、ぜひ横やり参加もしてみてください。
皆さま、お待たせいたしました。今年も洋書ファンクラブ名物、「これを読まずして年は越せないで賞」の季節がやってまいりました。
受賞作が決まるのは毎年年末なので、「読む」どころか、みなさんが本を購入するまでに年が明けてしまう賞です。そういう賞ですが、もう数年ゆるゆるやってきましたので、「来年末までに読む本」ととらえて、このままお許しいただければ幸いです。
著者:Ruth Ozeki
ペーパーバック: 432ページ(英国版)
出版社: Canongate Books Ltd
ISBN-10: 0857867970
発売日: 2013/3/11
適正年齢:PG15(アダルト)高校生売春、性的なイジメのシーンあり。その他は特に露骨な描写はない。
難易度:上級レベル(英語ネイティブの普通レベルだが、日本人なら中級レベルでも理解しやすいだろう)
ジャンル:現代文学/マジックリアリズム(魔術的リアリズム)
キーワード:ポップカルチャー(日本文化)/いじめ/第二次世界大戦(特攻隊)
賞:2013年ブッカー賞候補作(9月現在)
2013年これを読まずして年は越せないで賞候補
カナダ ブリティッシュ・コロンビアのさびれた沿岸に住む作家のRuth(著者本人)は、ビーチに打ち上げられていた大きなゴミを捨てるために持ち帰る。だが、中からは出てきたのは腐った食品ではなく、プルーストの『À la recherche du temps perdu(失われた時を求めて)』と手紙などだった。さらに驚いたことには、プルーストの中身はフランス語の原書ではなく、日本語で書かれた日記だった。日系人のRuthは、自分が読めるペースですこしずつこの日記を読んでゆくことにする。