Category: 難易度 degree of difficulty

絶滅の危機に瀕している「アメリカの男らしさ」への郷愁が強すぎて興ざめしたジョン・ハートの最新作 The Unwilling

作者:John Hart(King of Lies, Down River など)

魅力的で冷淡な恋人であるアメリカを愛する移民の哀愁 Homeland Elegies

作者:Ayad Akhtar

故郷のコロンビアとアメリカに分断された家族のストーリー Infinite Country

作者:Patricia Engel

中国系アメリカ人作家による壮大なファンタジー三部作 Drowning Empire trilogy のスタート The Bone Shard Daughter

作者:Andrea Stewart

性暴力被害者がなぜ訴えないのかが理解できる犯罪小説 The Night Swim

作者:Megan Goldin

どんでん返しを狙いすぎてまとまりがなくなってしまったゴシックミステリ Her Dark Lies

作者:J.T. Ellison

奴隷の少年2人の悲劇的なラブストーリーを描く、野心的なデビュー作 The Prophets

作者:Robert Jones, Jr.

火星に名前がついたOctavia E. Butlerは黒人女性がSF作家になる道を作った先達

NASAジェット推進研究所(JPL)でResearch Technologistをされている小野雅裕さんは、マーズローバー「パーサヴィアランス」のチームメンバーでもある。小野さんの宇宙への夢はかなり前から知っているので、ここまでの努力を読んでもらい泣きをしたくらいだ。その小野さんのツイートで、パーサヴィアランスの着陸地点がOctavia E. Butler Landingと名付けられたことを知った。 「オクタヴィア・E・バトラーって誰?」と思う人は多いと思う。そこで、小野さんから「一番のおすすめは何ですか?」と尋ねられてお薦めした2つの本をここでご紹介しようと思う。 ●長編 Kindred (1979)