Category: ノンフィクション

2008年大統領選挙舞台裏ドラマのダイジェスト版 Game Change

副題:Obama and the Clintons, McCain and Palin, and the Race of a Lifetime John Heilemann、…

スティーブ・ジョブズからプレゼンの秘訣を学ぼう ーThe Presentation Secrets of Steve Jobs

Carmine Gallo256ページ(ハードカバー)McGraw-Hill2009/9/11 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0071636080 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0071636080 世界中の若い世代のビジネスマンに「プレゼンテーションが上手な人物は?」と尋ねたら、たぶんスティーブ・ジョブズがダントツ1番でしょう。多くの大企業のCEOが聴衆を居眠りさせてしまうなかで、ジョブズは「聴衆」を「観客」なみに熱狂させてしまうのですから。そして、それらの聴衆たちは雇われてもいない伝道師としてアップル製品を熱に浮かれたようにあちこちに伝えてゆきます。ジョブズはまさにアップル教の教祖です。でも、ジョブズの偉大なプレゼンテーションが生まれつきのものであると思ったら大まちがい。魔術のようなプレゼンテーションは、ジョブズの努力の結果なのです。 自らもプレゼンテーションが巧みなことで知られるコミュニケーション専門家のCarmine Galloは、本書でジョブズのプレゼンテーションの秘密を綿密に分析し、どのレベルのコミュニケーターでも活かせるようにわかりやすく解説しています。読みながらメモを取ったのですが、結局ここで使えないほど溜まってしまったくらい同感した箇所が多い本でした。 昔は私もよくプレゼンをしましたし、外資系の会社に勤務しているころは英語のプレゼンや講演の通訳もやりました。だからダメなプレゼンがどんなものかは熟知していると言っても過言ではありません。最悪なプレゼンは聴衆を無視した自己満足なものです。ジョブズは、プレゼンテーションとはロックコンサートや演劇のパフォーマンスのようなものであり、「お客様」に「素晴らしい体験」をしていただくことが大切なのだと自覚しています。「Your Audience wants to be informed, educated, and…

スティーブ・ジョブズからプレゼンの秘訣を学ぼう ーThe Presentation Secrets of Steve Jobs

Carmine Gallo256ページ(ハードカバー)McGraw-Hill2009/9/11 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0071636080 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0071636080 世界中の若い世代のビジネスマンに「プレゼンテーションが上手な人物は?」と尋ねたら、たぶんスティーブ・ジョブズがダントツ1番でしょう。多くの大企業のCEOが聴衆を居眠りさせてしまうなかで、ジョブズは「聴衆」を「観客」なみに熱狂させてしまうのですから。そして、それらの聴衆たちは雇われてもいない伝道師としてアップル製品を熱に浮かれたようにあちこちに伝えてゆきます。ジョブズはまさにアップル教の教祖です。でも、ジョブズの偉大なプレゼンテーションが生まれつきのものであると思ったら大まちがいです。これはジョブズの努力の結果なのです。 自らもプレゼンテーションが巧みなことで知られるコミュニケーション専門家のCarmine Galloは、本書でジョブズのプレゼンテーションの秘密を綿密に分析し、どのレベルのコミュニケーターでも活かせるようにわかりやすく解説しています。読みながらメモを取ったのですが、結局ここで使えないほど溜まってしまったくらい同感した箇所が多い本でした。 昔は私もよくプレゼンをしましたし、外資系の会社に勤務しているころは英語のプレゼンや講演の通訳もやりました。だからダメなプレゼンがどんなものかは熟知していると言ってよいでしょう。最悪なプレゼンは聴衆を無視した自己満足なものです。ジョブズは、プレゼンテーションとはロックコンサートや演劇のパフォーマンスのようなものであり、「お客様」に「素晴らしい体験」をしていただくことが大切なのだと自覚しています。「Your Audience wants to be informed, educated, and…

20代の若者二人のビジョンがいかにして世界を変えたのか – Googled

Ken Auletta400ページ(ハードカバー)Penguin Press 2009/11/3ノンフィクション/ルポ/ビジネス http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=1594202354 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=1594202354 サブタイトル「The End of the World as We Know It」…

重症の強迫性障害から奇跡的な回復を果たした少年と母の実話ーSaving Sammy

著者:Beth Alison Maloney 272 ページ Crown (Random Houseの部門) 2009年 9月22日発売予定 ISBN-10: 0307461831 ISBN-13: 978-0307461834 ノンフィクション/闘病記/精神性疾患/強迫性障害/トゥーレット/小児自己免疫性溶連菌関連性精神神経障害(PANDAS) 著者のBeth…

重症の強迫性障害患者と彼を治療した医師の実話-Life in Rewind

著者:Terry Weible Murphy(文章), Michael A. Jenike(精神科医), Edward E. Zine(患者)256ページ出版社: William Morrow 2009年4月14日エッセイ・回想録/ノンフィクション/OCD(強迫性障害) http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0061561533 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0061561533 Life…

音楽と科学が好きな人におすすめ-This Is Your Brain on Music: The Science of a Human Obsession

Daniel J. Levitin2006初版322 ページ出版社:Penguinグループノンフィクション/音楽/神経心理学/神経科学 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0452288525&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0452288525&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 まず著者のDaniel J. Levitinの経歴が興味深い。最初のキャリアは音楽業界のインサイダーである。セッション・ミュージシャン、サウンド・エンジニア、レコード・プロデューサーとして、スティービー・ワンダーやブルー・オイスター・カルトといったミュージシャンたちと仕事をしたことがある。驚くのはその後のキャリアだ。音楽の世界を去った後に神経科学者になり、現在ではMcGill大学のMusical Perception, Cognition, and Expertiseのラボの責任者を務めている。 この本は、音楽と神経科学の両方の世界を知っているLevitinが、「何が音楽なのか?」、「音楽のカテゴリーを決めるのは何か?」、「音楽家になるのは生まれつきの才能か、それとも練習量か」、「なぜ音楽の個人的な好みがあるのか?」など、音楽と人間の脳の関係をいろいろな角度から語ったものである。副題「The Science…

白鯨のモデルになった実際の悲劇Essexの真相-In the Heart of the Sea: The Tragedy of the Whaleship Essex

Nathaniel Philbrick2001年8月初版320ページPenguin USAノンフィクション/歴史 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0141001828&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0141001828&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 アメリカ大陸で最も東にあるナンタケット島は、一時期、捕鯨の中心地として世界で最も裕福な島だった。しかし、過剰捕獲と鯨油の需要の減少で捕鯨ビジネスは凋落の兆しをみせるようになっていた。そのような時代背景の1820年、捕鯨船Essexは太平洋の真ん中で巨大な鯨に襲われて沈没する。物語の中心はそれからである。生き残った20人の船員は3台の簡単な作りの船に乗り込んで、それぞれチリを目指して航海する。しかし、93日後無事に救助されたのはたった8人だった。Essex沈没からの93日間に起こったのは、飢え、脱水、死、そして全員の飢え死にを避けるために犠牲者を選ぶ、という想像を絶する恐ろしい体験だった。メルヴィルのMoby Dick(白鯨)のモデルになった悲劇だが、白鯨よりも読みやすく、印象深い本である。 ●ここが魅力!17年前からナンタケット島に家を所有しており、いつかそこを舞台にした小説を書きたいと思っていたので、9年前にナンタケット在住の歴史作家Nathaniel Philbrickが悲劇の捕鯨船Essexのノンフィクションを書いたとき即座に入手しました。ちょうど島では展示会もしていて、地図、船と船員の写真なども見ることができ、さらに現実感を覚えてぞっとしたことを覚えています。そのような視覚的な援助がなくても、読み始めると「いったい何が起こったのか?」という興味で次々とページをめくりたくなります。特に、船員たちが人肉を食べるに至った経過はノンフィクションとは思えないくらいで、後々までその場面が心に焼きつきます。自分も追い詰められたからこんなことをするのか?と自問せざるを得ない話です。またアメリカでも特殊なナンタケット島の歴史を知ることができ、歴史書としても優れています。 ●読みやすさ ★★☆☆☆シンプルな文ですが、地名や固有名詞、なじみのないナンタケット島の歴史、捕鯨の歴史などをまず読み取らなくてはならないので、最初のうちは特に入り込みにくいでしょう。また、速読すると意味がわからなくなります。注意を払わなくてはならないので読むのには小説よりも時間がかかるでしょう。けれども、小説の白鯨よりもずっと読みやすい本です。また、メルヴィルはナンタケット島のことを書いていますが、島を一度も訪問したことがないのですよ。ですから、捕鯨の歴史に興味がある方はこちらをおすすめします。