Month: July 2009
恋愛体験のアンソロジー−Love is a Four-letter Word
Michael Taeckens編集Junot Diaz, Wendy McClure, Jennifer Finney Boylan, Kate Christensen, Said Sayrafiezadeh, Maud Newton, Amanda…
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Love Is a Four-Letter Word
あさって7月28日に発売予定の(ひどい)恋愛体験のアンソロジー「Love Is a Four-Letter Word」がすでにけっこう話題になっています。 私もAdvanced Uncorrected Proofですでに読んでおり、けっこう楽しみました。 書評は洋書ファンクラブでどうぞ。 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0452295505 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0452295505
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子供を読書好きにする方法
米国の有名な児童書の文芸賞に Caldecott Medalというのがあります。19世紀英国のイラストレーターRandolph Caldecottの栄誉を称えて命名されたもので、毎年 American Library Association のAssociation for Library Service to Children部門が最も優れた絵本に対して賞を与えます。ALSCの賞には他にも有名なNewbery Medalがあり、こちらは絵本ではなく児童書が対象です。 2009年のCaldecott…
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KindleのOrwell騒ぎについてAmazonのCEOの謝罪
Kindleを通じて販売されていた(99セント)のGeorge Orwellの 1984 と Animal Farm が違法であったことが判明し、すでに購入していたカスタマーのライブラリから無許可でebookを削除し、その後Emailにてebook削除と返金の通知をしたという出来事がありました(7/16)、それについてカスタマー間で「AmazonはBig Brotherか!」あるいは「いったん売ったものを無断で取り返すのは泥棒と同じ」といった憤りが広まっていました(といっても「違法な本だから仕方ないじゃん」とあまり怒っていない人も多かったですが)。 それについて、昨日CEOのJeff BezosはAmazon.comのKindle Communityでこのように謝罪しました。 This is an apology…
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米国の猫好きが愛するコージーミステリー「The Cat Who…」
シリーズ化しているコージーミステリーは、一度登場人物や文体に慣れると、次からすぐに入り込むことができます。ですから沢山の洋書を読みこなしたい方におすすめです。今日は私が昔はまっていたコージーミステリーをご紹介します。 Amazon.comのThe Cat Who…作品リスト http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0515144088 題名からもおわかりのように猫が主要な登場人物(?)で、私が約20年前に空港の本屋で最初に購入した理由もそれでした。アメリカに住むようになってから大型犬のほうが好きになってしまい、猫ものを読むことが少なくなりましたが、今でも空港で”The Cat Who…”というLilian Jackson Braunの本を見かけるたびに、「あ、また新しいのが出たんだ」と懐かしくなります。私は12までしか読んでいませんが、シリーズの29冊+短編集を全部読んでいるファンはけっこういるようです。どれくらい有名かというと、The Cat Who Killed Lilian Jackson…
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どうせロマンスを読むなら、ストーリーが面白いこの本をどうぞーTea Rose
作者:Jennifer Donnelly 592 ページ 2003年3月 St. Martin’s Griffin 商業的文芸小説/歴史ロマンス(19世紀の英国とニューヨーク市) http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0312378025 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0007208006 舞台は1880年代のロンドン。貧乏なアイルランド移民が多いテームズ川沿いのWhitechapel地区で育った幼なじみのFionaとJoeは、将来店を経営する夢を抱き、一緒に貯金をしていた。だがWhitechapel地区出身で成り上がりの成功者にセールスの才能を見込まれたJoeは、そのひとり娘の策略にひかかって結婚に追い込まれる。FionaはJoeとの将来の夢を失っただけでなく、同時期に父と母、兄妹を失う。父の死に関係がある会社の経営者に命を狙われたFionaは、 家族のうちひとりだけ生き残った幼い弟を連れてアメリカに渡航する。 ニューヨーク市で商店を経営するMichael叔父を探しあてるが、叔父はうつで自暴自棄になっている。Fionaは持ち前のビジネスセンスと人を魅了する性格で経営困難になっていた店を大きく成功させる。だが、ビジネスウーマンとして成功したFionaは、父の復讐を果たすために英国に戻る。そこで再会したのはJoeだった。 ●ここが魅力!ともかく、最初から最後までとてもドラマチック。ひとつの作品にまとめてしまうのがもったいないくらい沢山のドラマが詰め込まれています。600ページ近いボリュームなのに全然飽きません。FionaとJoeの恋はまるで一昔前の昼メロのように誤解あり、すれ違いあり、でメロドラマそのものですが、彼らを応援せずにはいられない、心温まるタイプのロマンスです。…
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Facebook創始者についての暴露本ーThe Accidental Billionaires
映画化された「21: Bringing Down the House」の作者Ben Mezrichの新作The Accidental Billionairesが本日発売になりました。Bringing Down the Houseは、MITとハーバード大学の学生たちがラスベガスでブラックジャックのカードリーディングというのをやって大金をもうけた実話です。発売したときに読んで「すごい」と思っていたので、登場するブロンドの美女が私たち夫婦の長年の友人が現在おつきあいしている相手と知り、一緒に食事をしたときに「え〜っ!あれ、あなただったの」と仰天しました。私より年上ですが、今でも美女です。ラスベガスのカジノからは生涯立ち入り禁止になっているそうです。まじで http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=1416564195 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=1416564195 http://rcm.amazon.com/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&asins=0385529376 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?lt1=_blank&bc1=FFFFFF&IS2=1&npa=1&bg1=FFFFFF&fc1=000000&lc1=0000FF&t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&m=amazon&f=ifr&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&asins=0385529376…
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バーンズ&ノーブル書店、ついにeBook分野でKindleに挑戦状を叩き付ける
米国で最大手の書店チェーンBarnes and Nobleが市場最大(なんと70万タイトル以上!) のeBookオンライン書店を始めることを発表しました。Kindleと異なるのは、iPhone, iTouch, ブラックベリー、アップルとPC両方のコンピューターで読めるだけでなく、ソニーの電子ブックリーダーの最大の問題であった、ワイヤレスでのデバイスへの直接ダウンロードも可能にすることです。そのデバイスは英国Plastic Logic社のもの。なかなかクールなデバイスのようです。最初は米国市場だけのようですが、これがうまくゆけば海外への進出はあり得るでしょう。AmazonとB&Bの戦いは最近Amazonの一人勝ちのような感じでしたが、これからはわかりませんぞ。 追記(7/22):B&Bの電子ブックリーダーが英国でも販売される予定のようです。時期はまだ不明ですが。 追記(10/28):Bernes & Nobleからの発売日が決まりました。詳しくはこちら。