Midnight Sun: エドワードの視点からの Twilight

これについてはいつか書かねば、と思っていました。 トワイライトシリーズ完結後にエドワードの視点からの「Twilight」であるMidnight Sunが出版される予定だったことは、Twilightの大ファンであればご存知だと思います。 その出版が中止になったいきさつはMeyer自身のサイトで詳しくごらんになれますが、作者に無断でドラフト原稿がインターネットに出回ったのが原因です。ドラフト原稿が多くのファンの目に触れたことは、多くの意味でMeyer にとっては心的トラウマを引き起こすことになったでしょう。まずは信用していた人から裏切られたショックですね。彼女が言うように、出回っているのがどの時点のドラフトかで誰からもれたのかが分かります。それから、不完全なものをファンに読まれてしまうという屈辱も相当なものだったでしょう。… Read More »Midnight Sun: エドワードの視点からの Twilight

2010年Rebecca Caudill賞候補マスターリスト発表!

Rebecca Caudill賞は、イリノイ州に住んでいた児童作家のCaudillを記念して作られた児童書の賞で、イリノイ州の賞なのですが、気取ったものではなく子供が実際に喜ぶ「売れる」作品を選ぶことで有名です。これまでの受賞作を読めばお分かりになるでしょう。 まだ2009年の受賞者が決まっていないというのに、私がフォローしているAbby(the)Librarianさんによると、すでに2010年の候補マスターリストが出来たということです。さっそくチェックしてみました。 私が個人的に「面白そうだ!」と思ったのは下記の作品です。ペーパーバックがもうじき出るので、それまで待ってもよいでしょう。 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=015206608X&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS2=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1… Read More »2010年Rebecca Caudill賞候補マスターリスト発表!

わがままな家族がいると家が片付かない

コレクションというのは、趣味というよりも病気だと思います。わが家にはコレクターがいるのでこれは実感です。 家の中を美しく保っている姑や友人たちは本を読み終わったらすぐに友達にあげるかチャリティに寄付してしまうのでそもそも「本棚」というものがありません。わが家では本が捨てられないだけでなく、同じ本が2冊以上あることが多いのでちっとも片付きません。 まずはOprahのブッククラブを断って有名になったジョナサン・フランゼンのThe Correctionsです。左側は本が発売される前に評論家などに渡される「Advance Uncorrected… Read More »わがままな家族がいると家が片付かない

DaemonついにCross Countryを抜く

以前に「Daemon」は売れるという予告をしましたが、それが現実になりつつあります。Amazon.comでは、ニューヨークタイムズベストセラーに入っているジェームズ・パターソンの「Cross County」を抜きました。 NYタイムズ紙とAmazon.comのベストセラーが異なるのは、NYタイムズ紙のものが「本屋に平積みしてあるから買う」読者を含んでいるのに対し、Amazon.comの読者にはちゃんと予習復習をしてから買う人が多いからでしょう。パターソンの手抜きさに比較して、Daniel SuarezのDaemonは「ひとつの本にこんなに知識を詰め込んでしまってはもったいない」と思うくらい密度が高い本です。 Daemonの作者Daniel… Read More »DaemonついにCross Countryを抜く

洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」その5

Amazon.comを使った超簡単な「初めての洋書」の選び方 前置きが長くなりましたのでこの辺でAmazon.comを使った「初めての洋書」の超簡単な選び方をご紹介します。 1.Amazon.comのBooksのページの左にあるカテゴリーから児童書(Children’s Categories)のページに行きます。Ages 9-12を選びます。(絵本ではない理由はこれまでに書いたので省略します)… Read More »洋書初心者への「失敗しない完読テクニック」その5