無料購読ファンタジー-His Majesty’s Dragon

洋書ファンタジー無料購読のチャンスです。 ドラゴン伝説、神話、そして歴史が見事に調和されたファンタジーのTemeraireシリーズ第1作His Majesty’s Dragonは、超ベストセラーで読者からの評価がとても高い上質のファンタジーです。 邦訳版は「テメレア戦記」として知られています。 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=4789732266&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 期間限定なので、ぜひこの機会をお見逃しなく! (注:本ブログでご紹介するのは、著者または出版社のキャンペーンとして無料になっているもの、あるいは著作権が消失したものです。キャンペーンが終了するとこのページでも読めなくなりますので、ご了承ください) His Majesty’s Dragon by Naomi Novik (full…

注目の新刊-Live Nude Girl

どうしても読みたかったLive Nude Girl- my life as an objectの献本が今日届きました。 カトリックの厳格な家庭で育ち、大学では英文科でオックスフォード大学に留学したこともある著者が、なぜゆえに絵や彫刻のヌードモデルになんかなったのか、経済的に必要がなくなってもどうして続けているのか、巷のそんな好奇心に真正面から実直に応えるエッセイということです。私も彼女がこの本で説明するようなセッティングでいろんなシェイプのヌードモデルに会ったことがあるので、即座に興味を抱きました。書評は「洋書ファンクラブ」でどうぞ。

今週のニューヨークタイムズ紙ベストセラー(ノンフィクション・ハードカバー編)

フィクション編でもそうなのですが、今週は順位の入れ替わりが目立ちます。本屋が春季のディスプレーに変えたからかもしれませんが、フィクション編にくらべて新登場にはエキサイティングな作品が2つ(The Lost City of ZとLast Lion)入っています。その他の作品はこれまでのベストセラーリストをご参照ください。 1. The Yankee Years 2. Outliers 3. Dewey 4….

今週のニューヨークタイムズ紙ベストセラー(フィクション・ハードカバー編)

今週は新登場が多いのでちょっと驚きました。でもよく見ると常連の「まあまあ」レベルの作品ばかりで、やっぱりがっくり。新登場のものだけご紹介します。それ以外はこれまでのベストセラーリストをご参照ください。 アメリカではハードカバーで発売されたばかりなのに、日本のAmazon.co.jpではペーパーバック版が購入できるものもあります。 1. Promises in Death女性刑事の犯罪スリラー。人気の”In Death”シリーズの最新作で、読者の反応も良い様子。 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0749928964&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 2. The Associate 3. White Witch, Black…

洋書のプレゼント始めます!

洋書ファンクラブのほうで洋書プレゼントの企画を始めました。 詳細はこちらで。

洋書のプレゼント始めます!

以前本ブログでお話ししたように、家族全員「モノが捨てられない」性格のわが家はちっとも片付きません。この間児童書とヤングアダルト本をダンボール箱5つくらい友人宅に運んで喜ばれたのですが、それでもまだ本棚から本があふれています。そこで、「わが家に2冊以上ある本」、「娘用に買ったけれど拒否された本」、「たぶん二度と読まないであろう本」、「いただいたものの読んでいないAdvanced Reader’s copy」などまったくの新品かあるいはそれに近いコンディションのものだけをプレゼントすることにしました。本当は全部まとめて差し上げたいのですが、なんせ郵送料がかかるもので、まずは第一回目を試験的にやってみます。 プレゼント応募方法です。このページのコメント欄に次の情報を載せてください。1)欲しい本の名前。2)本ブログで一番気に入った記事を教えてください。3)好きな本を5つ(洋書に限らず)教えてください。 希望が重なった場合は締め切り後に名前を書き出して私の娘に抽選してもらいます。最初の抽選にもれた方は次回に優先し、一度本をお送りした方は次の回はお休みとさせていただきます。随時新しい本を追加してゆく予定ですし、5月末のニューヨーク・ブックエキスポの後には新刊も加わると思います。 第一回目のプレゼント作品は、いずれも人気作品で、最近書評に載せたものです。第一回の締め切りは3月16日(月曜日)午前0時(日本時間)です ←プレゼント終了しました 当選した方にはe-mailでご連絡します。 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0060725117&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0446679593&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=0375728228&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 特別プレゼント!  ←終了しました  これは余ってる本ではなく、私の夫の最新作で発売当日にAmazon.comで24位に入ったビジネス書「World Wide Rave」です。詳細はこちら。 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=0470395001&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1

成功と幸福の秘訣は「遊び」にあり-Play: How It Shapes the Brain, Opens the Imagination, and Invigorates the Soul

人生に成功し、幸福に暮らしたければ、生涯通じてしっかり遊ぼう http://rcm-jp.amazon.co.jp/e/cm?t=yukariscott-22&o=9&p=8&l=as1&asins=1583333339&md=1X69VDGQCMF7Z30FM082&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 http://rcm.amazon.com/e/cm?t=yofaclja-20&o=1&p=8&l=as1&asins=1583333339&md=10FE9736YVPPT7A0FBG2&fc1=000000&IS1=1&lt1=_blank&m=amazon&lc1=0000FF&bc1=FFFFFF&bg1=FFFFFF&f=ifr&npa=1 オリンピック選手が「楽しんできます」と言って非難されたように、日本には「苦しみに耐えて、悲壮にがんばる」者が褒め称えられ、楽しむ者が徹底的に非難される環境があります。それは「好きなことをやる=遊び」への罪悪感があるからでしょう。それほどではありませんが、アメリカにも「遊び」への罪悪感が存在します。 けれども、病院の臨床ディレクターとカリフォルニア大学サンディエゴ校の準教授を勤め、遊びを研究するThe National Institute for Playという非営利団体を設立した医学博士のスチュアート・ブラウンは、「遊び」こそが成功と幸福を決定する最も重要な要因なのだと説きます。この本でブラウンはカリフォルニア工科大学Jet Propulsion Laboratoryが最近雇った有名大学卒の若いエンジニアたちの問題を例に挙げています。手を使って遊んだことがない優等生たちは、この種の職業に必要不可欠な類の問題解決能力を欠いているのです。また、大量殺人犯について調査するうちに、彼が「遊び」欠乏で育った事実が浮かんだ例も挙げています。具体的な目標達成に貢献せず、特に実用性がなく、時間の無駄でしかない行為とみなされている「Play(遊び)」ですが、実際には睡眠や栄養ほど人間の健康に重要な要素であり、脳の発達、精神心理的成熟、対人能力や決断力、夫婦関係、幸福感にきわめて大きな影響を与えているのです。ブラウンの科学的な解説と盛りだくさんの逸話には、何度も「そのとおり!」と同感しました。 たとえば、私の周囲で楽しく仕事をしている人たちは遊びも熱心にしています。テニスやゴルフといったスポーツだけでなく、プラモデルを作ったり、コレクションをしたり、絵を描いたり、バードウォッチングのために未開の地に旅したり、演奏したり、とさまざまです。また、楽しんでいるアスリートも「悲壮にがんばる」アスリートと同じかそれ以上の練習をしていますし、よい成果を上げています。私はオリンピック水泳競技で16歳の若さで4位に入賞したエリザベス・バイセルという選手を7歳のときから知っていますが、彼女は一流の男性スイマーよりもタフな練習を、ひっきりなしにジョークを言いながら遊びのように毎日こなします。彼女の練習には悲惨さなんかちっともありません。エリザベスのお母さんは、娘がスランプに陥ったことがないのは、「楽しくてしょうがない」という態度のせいだろうと私に語りました。 だからこそ私は、ブラウンの説に納得するだけでなく、おおいに応援したくなるのです。この本は成功と幸福の鍵である「遊び」の見方を根本から変えるための本です。 ●ここが魅力!遊びに罪悪感を覚えるためになかなか人生を楽しめずに鬱になっている方、または家族が罪悪感を与えるために遊べず不満がたまっている方には、「楽しんだほうがためになる」と開き直るきっかけを与えてくれます。そうでない方にも、遊びの大切さをふたたび思い出させてくれるのが魅力です。 ●読みやすさ ★★★☆☆一般的には科学者はわざと難しい英語を書く悪い癖があります。けれどもさすが「遊び」を啓蒙するBrownだけあって、簡潔でわかりやすい文章を書いています。…

Playの献本が届きました

3月5日(明日)発売のノンフィクションPlayの献本が今朝とどきました。 9割は読み終えましたので、書評は明日じゅうに書きたいと思います。まだ書評を書いていない「How We Decide」と合わせて日本人にぜひ読んでいただきたい非常に優れた本です。