April 2009

懐かしさがこみあげるクラシック-Daddy Long Legs

今日は、YAのクラシックを。 音楽のように、ある作品が過去のある時期の思い出に重なり、タイトルを耳にするだけで懐かしく、そして切なくなることってありますよね。私にとってはDaddy Long Legsがそんな本です。今日、偶然このタイトルにぶつかって、子どものころ胸をときめかせた感覚が蘇りました。赤毛のアンのように、「いっしょうけんめい勉強して、心優しく、前向きで、けれどもユーモアのセンスがあって、他人とはちょっと違う女性になったら、いつか素敵な人が現れて愛してくれる」と夢見させてくれた本です。今の子にもこういうロマンスを読んで育ってほしい、なんて思うのは年寄りになった証拠でしょうか。 著作権が消滅していますので、無料で読むことができます。アニメや日本語版でしかDaddy… Read More »懐かしさがこみあげるクラシック-Daddy Long Legs

売れる本のお国柄

現在ロンドンでブックフェアが行われており、Publishers Weeklyにパネルディスカッションを報告する面白い記事が載っています。それに載っている2008年の書籍売り上げ冊数から見た英米間の差のいつか挙げてみましょう。 - 英国人は米国人よりも文学的でロマンチックではない(米国ではミステリーとロマンスが全体の57%で、英国では31%)。- 米国市場では男性読者はあまり重要ではない(米国での男性読者の購買冊数が全体の35%であるのに対して英国では42%)。- 米国のマーケットは英国よりもはるかにネット化している(オンラインでの売り上げ冊数は米国では全体の23%に達しているが、英国では14%にすぎない)。- どちらに市場も42歳以上の高齢者層に頼っている(購買冊数は全体の2/3)。 ミステリーとロマンスが強い、というのは常日頃私が毎週のニューヨークタイムズ紙ベストセラーから受ける印象と一致しています。日米の差はどうなのか気になるところです。