世界の終わりが突然やってきたら、人類はどう対処するのか? ナードな宇宙ファンにお薦めの超大作SF Seveneves

著者:Neal Stephenson(ほかに、Anathem, Snow Crashなど)
ハードカバー: 880ページ
出版社: William Morrow
ISBN-10: 0062190377
発売日: 2015/5/19
適正年齢:PG12(性的話題はあるがドライで描写はほとんどない、バイオレンスもあるが過剰な描写ではない)
難易度:中級(技術的な用語は非常に多いが、それらは英語ネイティブにも難しい。英語そのものは日本人にわかりやすいシンプルな文章。)
ジャンル:SF
キーワード:近未来SF、人類存亡の危機、宇宙開発、スペースステーション
おすすめするタイプ:宇宙オタク、小説The Martianや映画Gravityが好きな人

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マンハッタンのスーパーリッチの世界に加わろうとして燃え尽きた女性の悲喜劇 Everybody Rise

著者:Stephanie Clifford
ハードカバー: 384ページ
出版社: St. Martin’s Press
ISBN-10: 1250085578
発売日: 2015/8/18
適正年齢:PG15(マイルドな性的コンテンツ)
難易度:中級+(文章そのものはシンプル。ただし日本の英語の教科書には出てこない日常用語が多い)
ジャンル:大衆小説/現代小説
キーワード:マンハッタン・アッパーイーストサイド、超リッチ、オールドマネー、社交

このテーマについても語っている、ケイクスでの私の連載『アメリカはいつも夢見ている』もぜひどうぞ!

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思春期の複雑な心理をリリカルに描くニューベリー受賞作家レベッカ・ステッドの新作 Goodbye Stranger

著者:Rebecca Stead (When You Reach Me, Liar and Spy)
ハードカバー: 288ページ
出版社: Andersen
ISBN-10: 1783443197
発売日: 2015/9/3
適正年齢:PG 10(小学校高学年〜高校)
難易度:中級+(英語そのものはシンプルだが、内容を理解するのには努力を要する)
ジャンル:児童書/YA(主に小学校高学年から中学生向け)
キーワード:思春期、中学校でよくある問題、ソーシャルメディア、友情、初恋、成長、ニューヨーク

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『アラバマ物語』の著者の「失われていた処女作」 Go Set a Watchman

著者:Harper Lee(To Kill a Mockingbirdの著者)
ハードカバー: 288ページ
出版社: William Heinemann
ISBN-10: 1785150286
発売日: 2015/7/14
適正年齢:PG12(中学生以上)
難易度:中級+(シンプルな英語だが、三人称と一人称が混じるので混乱するかもしれない)
ジャンル:文芸小説
キーワード:To Kill a Mockingbirdアラバマ物語

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『愛と哀しみの果て』原作者の恋人デニスを愛した奔放な女性パイロットの半生 Circling the Sun

著者:Paula McLain(その他の著作:The Paris Wife
ハードカバー: 384ページ
出版社: Ballantine Books
ISBN-10: 0345534182
発売日: 2015/7/28
適正年齢:PG 15(性的コンテツあり。高校生以上)
難易度:上級(だが、大人向けのフィクションとしては読みやすいほう)
ジャンル:歴史小説(実話をもとにしている)/大衆小説
キーワード:Beryl Markham、 Denys Finch Hatton、Karen Blixen、Out of Africa アフリカの日々)、映画『愛と哀しみの果て 』、アフリカ、ケニヤ

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自分の不完全さを認め、勇敢に挑戦し、そして失敗したら立ち上がる。TEDトークで有名なブレネー・ブラウンの新刊 Rising Strong

著者:Brené Brown
ハードカバー: 336ページ
出版社: Spiegel & Grau
ISBN-10: 0812995821
発売日: 2015/8/25
適正年齢:PG15(高校生以上でないと書いてあることがわかりにくいだろう)
難易度:中級(日本で英語教育を受けた人には、小説より読みやすいだろう)
ジャンル:自己啓発/社会科学
キーワード:vulnerability、courage、authenticity、shame、The Gifts of Imperfection、Daring Greatly、『傷つく心の力』TEDトーク『恥について考えましょう』TEDトーク、ブレネー・ブラウン

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ブログから著者と繋がり、ついに翻訳までしてしまったというファンタジー 『毒見師イレーナ』

私がPoison Studyというファンタジーに出会ったのは、2008年のことでした。

当時高校生だった娘と彼女の友人たちから「読書コンシエルジュ」扱いされていた私は、「テストが終わったら胸がドキドキするようなファンタジーが読みたいから探しておいて」とオーダーを受け取っていたのでした。

そこでみつけたのがPoison Studyです。

19歳の死刑囚の少女が、死刑執行日に「一生やめることができない毒見役になるか、それとも死刑を選ぶか?」という究極の選択を迫られるという話です。

チェックするつもりで読み始め、すっかりハマり込んでしまった私は、娘たちにも「絶対面白いよ!」と薦め、こうしてみんなでファンになってしまったのです。

その後、ブログで紹介し、著者とEメールを交わし、数年前には著者とも会い、「日本の読者にもいつか紹介したい」と語り合ってきたのでした。

その著者の願いが叶い、ハーパーコリンズ日本上陸を記念するハーパーBooks最初の3冊にPoison Studyの邦訳版が選ばれました。

タイトルは、『毒見師イレーナ』です(下のイラストをクリックしたらAmazonに飛びます)。

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