Category: SF

地球の滅亡で争う科学信仰と自然信仰のロメオとジュリエット 『All the Birds in the Sky』

著者:Charlie Jane Anders ペーパーバック: 313ページ 出版社: Tor Books ISBN-10: 0765379953 発売日: 2016/1/26 適正年齢:PG15(この小説が扱っている多くのアジェンダが理解できる年齢以上) 難易度:上級 ジャンル:SF・ファンタジー/現代小説…

Imperial Radch三部作(Ancillary Justice)の完結編 Ancillary Mercy

著者:Ann Leckie ペーパーバック: 368ページ 出版社: Orbit ISBN-10: 0356502422 発売日: 2015/10/8 適正年齢:PG12 難易度:上級レベル(ここまで読んだ読者には読みやすい) ジャンル:SF キーワード:スペースオペラ(昔の感覚ではなく)、宇宙船、帝国、闘い、植民地政策、公正 シリーズ(三部作)名:Imperial…

アマゾン出版社からデビューしてテレビ番組化。一躍有名になったSF作家の注目の新作 Dark Matter

著者:Blake Crouch (The Wayward Pines trilogy) ハードカバー: 352ページ 出版社: Crown(ランダムハウスの一部門) ISBN-10: 1101904224 発売日: 2016/7/26 適正年齢:PG15(多くはないが、性的な場面やトピックあり)…

自費出版時点で映画化が決まったデビュー作家のSF – Sleeping Giants

作者:Sylvain Neuvel ハードカバー: 320ページ 出版社: Del Rey (Penguin Random House) ISBN-10: 1101886692 発売日: 2016/4/26 適正年齢:PG15(高校生以上。セックスの話題はあるがマイルド)…

世界の終わりが突然やってきたら、人類はどう対処するのか? ナードな宇宙ファンにお薦めの超大作SF Seveneves

著者:Neal Stephenson(ほかに、Anathem, Snow Crashなど) ハードカバー: 880ページ 出版社: William Morrow ISBN-10: 0062190377 発売日: 2015/5/19 適正年齢:PG12(性的話題はあるがドライで描写はほとんどない、バイオレンスもあるが過剰な描写ではない) 難易度:中級(技術的な用語は非常に多いが、それらは英語ネイティブにも難しい。英語そのものは日本人にわかりやすいシンプルな文章。)…

『The Windup Girl』で主要なSFの賞を総なめしたバチガルピの新作 The Water Knife

著者:Paolo Bacigalupi ハードカバー: 384ページ 出版社: Knopf ISBN-10: 0385352875 発売日: 2015/5/26 適正年齢:R(性的シーン、残虐なシーンあり) 難易度:上級レベル(リアリスティックな内容なのでSFが苦手な人にも読みやすいが創作スラングが多い) ジャンル:SF/スリラー キーワード:近未来、ディストピア、環境問題、旱魃(かんばつ)、企業スリラー、陰謀、スパイ、ハードボイルド、ラブストーリー

私が惚れ込んでいるSFシリーズの第二巻 Ancillary Sword (Imperial Radch 2)

著者:Ann Leckieペーパーバック: 400ページ 出版社: Orbit ISBN-10: 0316246654発売日: 2014/10/7適正年齢:PG12(性的関係についての話題はあるが、シーンはない)難易度:上級レベル(ただし、第一巻に比べて非常に読みやすい。シンプルな文章)ジャンル:SFキーワード:スペースオペラ(昔の感覚ではなく)、宇宙船、帝国、闘い、植民地政策、公正シリーズ(三部作)名:Imperial Radch   Hugo, Nebula, British Science Fiction,…

The Hunger GamesやDivergentより複雑で読み応えがあるYAジャンルの新星 Red Rising三部作

著者:Pierce Brownペーパーバック: 400ページ 出版社: Del Rey(Random House)ISBN-10: 1444758993発売日:2014/1適正年齡:PG15+(闘い、残酷シーン多し。性的話題も多い)難易度:上級(ネイティブの普通レベル。SFに慣れていない人には状況把握は難しいかもしれない)ジャンル:SF/スペースオペラ/YAキーワード:惑星への移住/ディストピア/階級社会/革命/戦略/友情/裏切り/ラブストーリー賞:Goodreads 2014年 Choice Award(新人作家のカテゴリで受賞、YAでは最終候補)   人類は何百年も前に死にかけた地球を離れて月をベースにし、近隣の惑星に移住するようになっていた。 無毛な争いを避けて社会を平和に保つため、人類は厳しく色分けされ、それぞれが社会の役割分担をするのが定着していた。 その階級ピラミッド(著者サイトか右の図をクリックすると、社会構造が読める)の最も底辺にいるのが髪と目の色が赤い「Red」で、支配者階級はブロンドの髪と金色の瞳を持つ体力的にも優れた「Gold」だ。この二つの階級の間に、軍人や警官の「Gray」、宇宙船の操縦に関わる「Blue」、医療や心理分野の科学に関わる「Yellow」、IT関連の「Green」、性産業の奴隷的存在の「Pink」などがある。